門外不出のダイエット法!(FIGHT or FLIGHT)

FIGHT or FLIGHT 戦うか逃げるか!

 

はじめに

ダイエット情報が氾濫する昨今、○○だけ、手軽に、誰でも、1日たったの3分、などのキーワードに群がるダイエッター。

専門家からすると、目先を変えただけで全て実は一緒。ネタも出尽くした感があるものの、そこは商売上手のブレーンが集まったのか手を変え品を変え出てくるダイエット法。

そこで今回は門外不出のダイエット法を用いてキセキをおこしてみましょう。

門外不出のダイエット法(FIGHT or FLIGHT)戦うか逃げるか! 

<仮説>

やせてるか太ってるかは交感神経と副交感神経に由来するのではないか?

 

交感神経と副交感神経の働き

交感神経系(こうかんしんけいけい、英: Sympathetic nervous system, SNS)は、自律神経系の一つ。

闘争と逃走の神経(英語ではFight and Flight)」などとも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する。

  • 心臓
    • β1受容体
      • 洞房結節→心拍数↑
      • 心房→収縮、伝導速度↑
      • 房室結節→自動能、伝導速度↑
      • ヒス束・プルキンエ線維→自動能、伝導速度↑
      • 心室→収縮、伝導速度↑
  • 細動脈
    • α受容体
      • 冠動脈→収縮
      • 皮膚・粘膜→収縮
      • 骨格筋→収縮
    • β2受容体
      • 冠動脈→拡張
      • 骨格筋→拡張
    • β2受容体
      • 気管支筋→弛緩
  • 腎臓
    • β受容体
      • 傍糸球体細胞→レニン分泌↑
    • α受容体
      • 尿細管→Na再吸収↑
  • 脂肪細胞
    • β3受容体
      • 脂肪分解、燃焼
臓器に対する効果
  • 眼(T1~T2)
    • 瞳孔→散大
    • 毛様体筋→収縮
  • 唾液腺(T1~T2)→粘液性の液を分泌
  • 心臓(T1~T5)→血圧↑、心拍数↑(但しノルアドレナリン外部投与では血管収縮による圧受容反射で↓)、心収縮力↑、房室結節伝導時間延長短縮、電気的興奮性↑
  • 血管(いくつかの外分泌腺の血管、いくつかの外性器の血管)→収縮
  • 冠状動脈→拡張
  • 気道・肺(T2~T7)
    • 気管支平滑筋→弛緩
  • 肝臓(T5~T10)→グリコーゲン分解
  • 脾臓(T5~T12)→血管収縮(α受容体)、血管弛緩(β受容体)
  • 胃腸管(T6~L1)
    • 胃→平滑筋弛緩、括約筋収縮、胃活動↑、胃蠕動運動↓、胃液分泌↓
    • 腸管→平滑筋弛緩、括約筋収縮
  • 副腎髄質(T10~L2)→カテコールアミン分泌
  • 腎臓(T11~L1)→レニン分泌
  • 膀胱(T12~L4)→膀胱三角収縮、括約筋収縮、排尿筋弛緩
  • 膵臓(T6~T10)→膵液分泌↓、インスリン分泌↓
    • 小腸→運動↓、平滑筋弛緩、括約筋収縮、腸液分泌↓
    • 直腸(T11~L4)→平滑筋弛緩、括約筋収縮
  • 胆嚢・胆管→弛緩
  • 生殖器(T10~L4)→射精
  • 皮膚
    • 汗腺→発汗
    • 立毛筋→収縮
  • 骨格筋動脈→収縮
  • 血管(骨格筋内)→拡張(循環アドレナリンの作用)
  • 一部の血管→収縮

副交感神経系(ふくこうかんしんけいけい、(PNS:Parasympathetic nervous system)は、自律神経系の一部を構成する神経系であり、コリン作用性である。

臓器に対する効果
  • 眼(T1~T2)
    • 瞳孔→収縮
    • 毛様体筋→収縮
  • 涙腺(T1~T3)→分泌
  • 鼻腔腺→分泌
  • 唾液腺(T1~T2)→漿液性の液を分泌
  • 心臓(T1~T5)→血圧↓、心拍数↓、心収縮力↓、電気的興奮性↓、房室結節伝導時間延長(ブロック)
  • 血管(いくつかの外分泌腺の血管、いくつかの外性器の血管)→拡張(一過性)
  • 冠状動脈→収縮
  • 気道・肺(T2~T7)
    • 気管支→気管支平滑筋収縮
    • 気管支腺→分泌
  • 肝臓(T5~T10)→グリコーゲン合成
  • 胃腸管(T6~L1)
    • 胃→平滑筋収縮、括約筋弛緩、胃活動↓、蠕動運動↑、胃液分泌↑
    • 腸管→平滑筋収縮
  • 膵臓(T6~T10)→膵液分泌↑、インスリン分泌↑
    • 小腸→運動↑、括約筋弛緩、腸液分泌↑
    • 直腸(S2~S4)→平滑筋収縮、括約筋弛緩
  • 胆嚢・胆管→収縮
  • 生殖器(S2~S4)→勃起
  • 膀胱(S2~S4)→膀胱三角収縮、括約筋収縮、排尿筋収縮
  • 骨格筋動脈→拡張
  • 血管(骨格筋内)→収縮
  • 一部血管→拡張

出典 wikipedia

 ダイエットに関連する胃、腸、肝臓、すい臓、骨格筋内の血管、脂肪に対する効果を比較すると交感神経、副交感神経が脂肪の合成、蓄積、燃焼に影響を与えていることがわかる。

 

さてここで脂肪合成の道筋についてみてみよう!

体内に蓄えられている脂肪は、私たちが食べたものからできていますが、食べた脂肪がそのまま体内に蓄えられているわけではく、体内で一度消化分解されて体内で再び合成される。

 

この体内に蓄えられている脂肪のことを「中性脂肪」といい、一般に私たちが「体脂肪」と呼んでいるのは、この中性脂肪のことで体内に脂肪が蓄積されている場所は、肝臓、血管、脂肪組織など。

 

このうち、肝臓や血管にはほんの少量しか脂肪を貯めておくことができないので、脂肪組織として、お腹、ふともも、腰などの皮膚の下や、内臓の周りなど身体のあちこちに存在している。

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さて、体脂肪の基になるのは、食物から摂取された、「脂肪」や「炭水化物(糖質)」、そして「アルコール」。これらはいったん分解され、再び脂肪に合成され蓄積されます。
こうして脂肪の蓄積が完了するわけ。

肉や魚などの食べ物の中に含まれている脂肪は、小腸で脂肪分解酵素のリパーゼによって脂肪酸に分解され吸収されます。

吸収された脂肪酸は再び中性脂肪に合成され、血液の中に入ります。これがいわゆる血中脂肪で、大切なエネルギー源となります。

しかし、この中性脂肪が余分にあると、リポ蛋白リパーゼという酵素の作用で脂肪酸に分解され、脂肪組織に取り込まれます。

そして、再び中性脂肪に合成され蓄積されるというわけです。

これが脂肪の蓄積のされ方です。

ご飯やお菓子などに含まれている炭水化物(糖質)の蓄積のされ方は、消化酵素によりブドウ糖に分解されて小腸で吸収されます。 

こうしてブドウ糖は血管内に入ります。血管内に入ったブドウ糖を血中グルコース(血糖)と呼びますが、この血液中のブドウ糖は中性脂肪と同様にエネルギー源となります。

しかし、余分にあるとこのブドウ糖も、最終的に中性脂肪に変換され、そのまま肝臓内に蓄積されるか、血液中に出され脂肪組織に取り込まれるか、の経路で蓄積されます

 

アルコールは適量飲んだ場合は、

分解されやすくエネルギーになりやすいものなのですが、飲み過ぎると肝臓で脂肪酸に変わり、さらに中性脂肪に合成され蓄えられます

あとは、炭水化物(糖質)の時と同様、そのまま肝臓内に蓄積されるか、血液中に出され脂肪組織に取り込まれるか、の経路で蓄積されます。

 

交感神経、副交感神経が関与する身近な例をみてみよう!

 

「ストレス」がたまって暴飲暴食してしまう!

食事をしている時→体の中では副交感神経(緊張や不安を和らげる神経)が働く為,心も体もリラックスしている。

ストレスを感じた時,無性に『食べたくなる』のは体がリラックス時の快感を知っている為に起こる事といえる。

そこに深く関与しているのは誰もが聞いたことのある満腹中枢(交感神経)と摂食中枢(副交感神経)

脳の奥深くにある視床下部という箇所には、人に食べるのを命令する摂食中枢と食べるのをやめるように命令する満腹中枢がある。

食事から摂取した栄養素が分解され、血液中に増えたグルコースが満腹中枢を刺激する。こうして、食欲が抑えられ、食事を摂るのをやめる。

一方、空腹になると体内の脂肪が分解されて脂肪酸が遊離する。

この脂肪酸が摂食中枢を刺激することで、お腹がすいたと実感し、食欲が湧いてくる

(出典:食欲のコントロール)
ためしてガッテン医学が認めた!食欲をコントロールできる技」

 

つまり

 食べる → 白色脂肪がたまる → レプチンというホルモンが出て満腹中枢を活性化する

→  交感神経優位→摂食中枢を抑制 → 交感神経はアドレナリンを分泌

→ アドレナリンを白色脂肪のレセプターが受け取る

→ 脂肪分解をする酵素が働く → 痩せる

アドレナリンの役割

このアドレナリンはさらに褐色脂肪に働きかけて熱産生をうながす。

この能力の差が食べても太らない体をつくりだしているのだ。

この褐色脂肪は背中、特に肩甲骨の内側、脇の下のリンパ付近に集中している。

そこで今回は・・・

 褐色脂肪と交感神経を優位にして「ダイエット」を最大のテーマにすることとします。

従って運動は褐色脂肪を優位に動かすための運動と交感神経を優位にする、もしくは副交感神経とのスイッチの切り替えをしやすくなるような生活習慣を紹介していきます

 

交感神経が優位型になる原因は、

 ◇働きすぎ…眼精疲労、冷房などによる冷え、睡眠不足などを伴います。
 ◇悩み…精神的なストレスは交感神経を緊張させます。
 ◇薬の常用…化学薬品はほとんどが交感神経を緊張させます。

副交感神経が優位になる原因は、
 ◇楽をしすぎる生活…まったくストレスのない生活もかえって自律神経のバランスを崩します。
 ◇運動不足
 ◇甘いものの食べすぎ
このように、緊張を強いられることが多すぎるか、逆にあまりにもストレスや緊張がなさ過ぎるという、両極端の生活が自律神経を崩し身体に疲れや不調をきたします。

 

休むべきときに休み、活動すべきときに活動する…

例えば、仕事の合間に休養を入れて目を休めたり、仕事をしていない場合は、日中は出来るだけ身体を動かすなど、意識してこのような工夫を取り入れることが必要です。

引用 「疲れをためない生き方」 安保 徹 著

 

交感神経と副交感神経のスイッチオン&オフ

 

1朝起きたら光を浴びよう

外界からの光刺激が松果体という、動物の体内時計に関係する場所に伝わると、次に自律神経の中枢である視床下部に働きかけ、自律神経の状態を副交感神経優位から交感神経優位に切り替えます。

1.寝ている状態から、起きている状態の自律神経に切り替わるというわけです。

 遮光カーテンやアイマスクを使い夜はぐっすり寝よう

 

2部屋全体の照明を明るくする。

 

3朝、冷たい水を飲む。食前にも。できれば硬水。

 

4空腹を感じたら冷たい水で顔を洗う。

 

5空腹を感じたらガムをかむ。

 

6.朝、熱いお風呂に入る。

 

7.寝る前にぬるめのお湯で顔を洗ったりホットタオルで目を温めたりする

 →副交感神経にスイッチ

 

8.寝る前などに深呼吸。腹から吐き切り胸からも吐ききり。

 ゆっくりと次は逆に、腹に吸い込み、胸にも吸い込み。

 →副交感神経にスイッチ

 

 

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